ひにく

朝からなんかイナカくさい気配がするなあと思ってたら、大学の後輩のいまむーが東京に出てきました。
15時くらいに渋谷へ。
モヤイ像が消えていてびびりましたが、すぐそばの囲いの中にありました。移動するんですかね。


カラ鉄でのどを冷やかしてきました。
カラ鉄はBINGOモードってのがあるんですけどね、採点した点数でビンゴゲームを楽しめるわけです。
挑戦してみたら、最後の最後で初めて1列埋まりました。
大喜びしましたが、どういう特典があるのかとか全く画面に表示されず、これもしかしてヤッターって言って楽しむだけ? みたいな。
でも誇らしいです。
ちなみに60点のマスをあけたくて絶対点数出ないだろうとスーパーベルズを歌ったんですが、なんと本日一番の高得点でした。
この採点おかしいんじゃないの。


ビックカメラスマホ見てたんですけど、なんかメモリさえ1GBあれば、普通に使うぶんには実はCPUパワーなんていらないんじゃないのかって思い始めました。
多分IS15SHとかIS17SHと同等の性能だと思われるSoftBankの機種を触ってみたんですが、スペック上はうちのIS12SHとOSのバージョンとメモリの量しか変わらないのに、なんとも良い動きをしてました。
IS12SHではフリーズしがちなGoogleマップも、渋谷あたりの立体地図が普通に表示されます。
きっとIS12SHはメモリが不足してるから、すぐにGCが走って動作が遅いんだろうなって思いました。
つまり、WiMaxがいらなくて電池持ちを重視するなら、IS15SHとかIS17SHは大いにアリなんじゃないかと思いました。
でもまあ、とりあえずISW13Fが修理から戻ってくるまでは大人しくしてようと思います。


いまむーは誰かと飲むらしく、さっさと帰って行きました。
私は池袋へ。mixiのオフ会があるのです。
マイミクのMZSさんという方が、しゅうさん非リア充ですよね、そういう集まりがあるので来てみませんか? って誘って下さったんです。
私が1度お会いした事あるJRさんもいらっしゃるとの事なので喜んで行くことにしました。
というか、そもそもJRさん経由でMZSさんとはマイミクになったんですよね。
しかし、JRさんは普通に阿部寛系のイケメンで、本当に非リア充だけの集まりなのかどうかが怪しくて不安でドキがムネムネでした。


いざ待ち合わせ場所で待ってたら、まあ美男美女ばかりが来ること来ること。
全部で8人ですが、要するに7人が見るからにリア充です。そもそも男4女4って時点でリア充の集まりです。
しかも、私以外は全員顔見知り同士です。かなりアウェイです。
これは大変な事になったと思いました。
すいません家のガスの元栓閉め忘れましたとか言って帰ろうかとも思いましたが、こないだの街コンにいたようなチャラいリア充というかDQNぽいというわけでもなかったので、とりあえずJRさんの影に隠れて様子を見る方針を固めました。


いざ店についたら、はなから席のポジショニングに失敗しました。JRさんと離れたところに座らされてしまいました。
でも女の子2人に挟まれたので、これはチャンスだ、ついに非リア充生活に終止符を打つ時が来たんだと奮い立ちました。
もちろん、5分後には死んだ魚のような目をしてました。
私みたいな骨なしチキンが現実の女の子と会話するなんてとんでもない、ペンも持ったこと無いやつがいきなりジャンプで週刊連載始めるようなもんですよ。
何か話そうとして口を開けかけては会話に入れずまた閉じる、まるで酸欠の金魚のようでした。
借りてきた猫というか、保健所で殺処分の順番を待ってる猫というか、体を小さくしてちびちびやってました。
MZSさんには飲みが足りねえぞって怒られました。


そのうち酒が入ってくればなんとかなるかもとも思いましたが、やはりだめです。
誰かがトイレに行くたびに微妙に席が替わっていって、見た目だけならガチストライクの女の子が隣に来たとき、今年一番の勇気を振り絞って思い切って話しかけてみましたが、まあ会話も全く続かず、数分ですいません私あっち行きますねって去っていきました。
つまり正常運転です。
歴史は必ず繰り返すのです。


とりあえず後学のためにみんなの様子を観察してたんですが、俺モテないー女の子と手つないだ事ないー、じゃあ私とつなぐ? まじすかギュッギュ、これで俺もリア充! みたいなノリで、もう最初から住む世界が違いすぎるんだと思い、ここから何かを学ぶのは諦めました。
とてもいい人たちではあるので、私にもそういうノリをふってくれましたが、ほんと糞つまらない性格の私は断っては場の空気を悪くしてました。
でも義理で私みたいな糞虫の汚い手なんて触らせるの申し訳ないじゃん?
一緒に仲良く飲んでくれている、その事実だけで十分満足なんです。
こういう風に、フラグかどうかは定かでは無いけど仮にフラグだったとして、そういうのを自分からへし折ってるんじゃモテるわけないとも思い知りました。


誤解が無いように書けば、この人たちが特別リア充というわけでもないんでしょう。
これがごくごく平均的な善良なる一般人の姿なんだろうと思いました。
だから彼らも、彼らなりに日常に不満があって、非リア充を称するのでしょう、それはいたって正常な行為です。
要するに、非難されるべきは私のリア充偏差値の圧倒的な低さなんです。


結局、最初は紳士ぶってたものの、中盤からはもう好感を得ようなんて努力は捨て去って、ただひたすらリア充死ねと念仏のように叫んでました。
他の人から見れば、なんか新しい人が来たけどこの人大丈夫なのかねって感じだったでしょう。
ほんと申し訳なかった。


4時間ほどでお開きになりましたが、じゃあ無駄な4時間だったかと問われれば、決してそうではない。
外野から見れば私もリア充グループの一員に見えなくもなかったのかもと思えば、少しは慰めになりましたし、良い経験でした。
まあ私だって男だもの、ビッチばかりの街コンと違い、みんなかわいい女の子ばかりの飲み会ってだけで価値あるわ。
そういう意味では大変うまい酒でした。
誘ってくれたMZSさんにはほんと感謝してます。


大変お疲れ様でした。