ご主人様

mydq2010-05-22


友人といだんが突然、メイド喫茶に行きたいと言い出した。
あの硬派なといだんがついに暗黒面に墜ちたかと思ったら、なんの事は無い、なんか知り合いの台湾人を夏に案内しなくてはいけないから、事前に調査したいらしい。
それならばという事で、秋葉原に繰り出す事にした。
といっても、誤解がないように最初に書いておけば、私もメイド喫茶は全く詳しくない。


とりあえず1軒目。
王道の萌え萌え系がいいだろうと思って、ぴなふぉあに行く。
ここはわりと昔、大学院で一緒だったかっしーかいまむーがメイド喫茶行きたいって言ったときに、連れて行った店である。
ホームページを見たら最近3号店とかいうのができたらしく、そこなら知名度低くて土曜日でもそんなに並ばないかも知れないという読みがあった。
その読みは見事に当たって、並ばないどころか、ガラガラだった。
出迎えたメイドさんの声もガラガラだったが。


茶店なのになぜか500円のチャージ料をとるとかいうシステムに違和感を抱きつつ、一斉にお帰りなさいませって店中のメイドに叫ばれた後に席につくと、お通しとばかりにお菓子が出てきた。
これが500円か・・・。
開いて渡されたメニューを見ると、なんか3000円とか5000円とか、そんなメニューしか無い。
まじかよ、ぼったくり店に来てしまったかと焦ったけど、よく見たらページは次もあって、そこはまあ我慢できる価格だった。
私は普通にコーラーとカレーを頼んだが、といだんは調査名目なのでと言いつつ、メイドさんに目の前でサービスしてもらえるコーヒーとオムライスを注文。


コーヒーは、目の前でメイドさんがミルクを入れてかき混ぜるのだが、その時、まぜまぜ(ハート)って言うのね。
そしたら、混ぜられた客は、萌え萌えとかニャンニャンとか言わなくちゃいけないの。
さすがのといだんも最初はそれを聞いて引きつっていたが、何かのスイッチが入ったのか、自分犬派ですからとかいって、ワンワンって言ってた。
やっぱり暗黒面に墜ちたのかも知れない。
オムライスは、醤油とか描いてもらってた。ケチャップで。とりあえず難しい漢字だったらなんでも良かったらしい。
漢字が書けないと台湾人わからないからね。
私のカレーは、最初具が乗ってないというハプニングがあったものの、味はまあ普通においしかった。貧乏舌ですから。


2軒目。
次はクラシカルなところへ。
キュアメイドカフェね。
秋葉原でクラシカルなところって、もうここしか残ってないんじゃないの?
とりあえず、店員がメイドというかメードの格好してるだけで、後は本当にごくごく普通の喫茶店
でも並んでた。
他に選択肢が無いから人気あるんだろうね。
エヴァのタイアップ企画やってたので、綾波レイをモチーフにしたとかいう青っぽいドリンクを頼んだら、ネルフのコースターくれた。
うん、どうでもいい。


3軒目。
夜ご飯に行ったんだけど、ひよこ家
ここ場所が悪すぎるのかいつ行っても閑古鳥なので、つぶれる前になるべく行ってあげたい気持ちなのです。
とか思ってたら、店内でアルバイトの面接らしき事をしてたので、新しい子を雇う程度には儲かってるらしい。安心した。
私、今までここではおなじみのリスカメイドしか見た事ないんだけど、今日は違うメイドさんがいた。
聞いてみたら、リスカメイドもちゃんと在籍してて、たまたまシフトが違うだけだったらしい。
あいかわらずお客は少なくて、というかほとんどうちらしかいなかった。
気兼ねなく長居して飲み食いした。
会計が1人3000円超えたのでくじ引かせてもらったら、10ポイントとドリンクサービス券もらえた。
また行こうっと。


総合すると、といだん的には、やはり秋葉原メイド喫茶といえば、1軒目のイメージだったらしい。
台湾人もそこに連れて行くと思われる。
どん引きされないといいのだが・・・。


メイド喫茶渡り歩いただけではなく、秋葉原の街をいろいろぶらぶらした。
ちょっと歩くごとに、あーここも変わったね、あーここも変わったねって言い合ってて、古参ぶるわけじゃないんだけど、本当に時代の流れってすごいなって思った。
それから、メイド喫茶ってもうブーム過ぎたって言われてるけど、中央通りは10メートルおきくらいにメイドが突っ立ってビラ配りしてるのね。
ほんとうざい。
普通にハルヒの格好して歩いてるおなごもいてどん引き。


後は、新しく買ったVAIOを持ち運ぶのにちょうどいいPCバッグを物色して、まあこれならいいかってのを見つけたので、帰ってアマゾンで注文しようと思った。
そう、もう秋葉原で買いたいものって無いんだよね。
交通費とか考えたら、通販で買った方が安い場合がほとんど。
またしばらく秋葉原はごぶさたになりそうです。



フィンメイド服