サービスと対価

ある患者が看護師さんに言いました。
「薬は何時に持ってくるの?」
看護師さんは答えました。
「薬は順番にお配りするのでそれまでお待ち下さい。」
しごくもっともなご回答です。

が。

「それじゃ何時になるか分からないじゃないか。どうしてくれるんだ。」
患者つうかジジイ立腹。

話はこれだけなんですが、うがった見方をすれば、
「金を払って入院してるのに不便があるとはどういうことだ」
とジジイは立腹してるのではないか、ということです。

私もシェアウェアのサポートをしていて、時々言われます。
「お金を払ったんだからなんとかしてくれ。」みたいなことを。
しかも、Windowsの基礎も分かってないような人に、一から丁寧に教えなくちゃいけないんです。
私、いつからパソコンインストラクターになったんでしょう。しかも時給数百円で。

で、丁重にお断りすると、
「金はらってるのにサポートしないとは何事だ!」
と怒られます。

インストールするとき、使用許諾書を読んでいただき、
YESボタンを押されたはずなんですけれどもね…。

そこにははっきり、サポート代は含まれていないと明記してあるんです。

これ以上は言いません。
有名言を書いて終わりにします。

「こちとら慈善事業じゃねえんだ。」