Gramin fenix3J

世間ではスマートウォッチとか賑わってる、というか、賑わせようとしてるみたいだけど、1日数時間しかもたない腕時計なんていらねーよと全く興味無かった。
新しいハンディGPSが欲しくて、今使っているのがeTrexなので、同じGraminから最新機種が出てないかなと製品ページを見ていて、これを見つけました。


腕時計型GPS!!!


って思って買ったけど、その認識はもはやない。
いや、もちろんGPSついてるし、ログも取れるんだけど、リアルタイムに衛星を掴んでる数とか見れないし、eTrexみたいに地図が表示できるわけではない。
ログの精度も、eTrexよりぶっちゃけいまいち。
ただ、たまに良い精度の時もあるので、みちびき対応が効いてるのかな?


じゃあなんでわざわざレビューするのっていうと、いや、これすごいデバイスですよ。


最初に便利だと思ったのは、スマホに来た通知を転送してくれるというもの。
例えばスマホがブルブル震えたとき、腕を見て、楽天とか出てたらそのまま無視するし、会社からだったらすぐに取り出す。
つまり、これまでは毎回スマホをポケットから出してロック解除して、なんだよ楽天かよって言ってたのが無くなった。
これ、地味に便利で、もはやこれだけで手放せないです。


次に便利だと思ったのは、歩数計ね。
まあスマホにも歩数計ついてるんだけど、バッテリーの無駄遣いのような気がしてオフにしてるのね。
1日に何歩歩いたかは、スマホに自動的に転送されて後でグラフで見れたりして、たくさん歩いた日はちょっと誇らしくなる。
んで、何カロリー消費したかわかるわけよ。
ここから私の人生が変わった。


Fenix3Jは接続相手はスマホだけじゃなくて、色々なスポーツ用センサーと通信できるのです。
心拍計とかああいうやつ。
それには興味なかったんだけど、1つ目についたのが、自転車につけると何キロカロリー消費したかとか分かるやつ。


うちに親が毎日いつ捨てるかいつ捨てるかって連呼している、40年前くらいの最新型エアロバイクがあるんだけど、親が廃棄を切望するくらい誰も使わずただの置物だったのね。
これに純正オプションのGSC10っていうスピード/ケイデンスセンサーをつけてみたら、あらまあ40年の時を超えて現代の最新型エアロバイクっぽいものに早変わり!
スマホとかいじりながら適当に漕いでて、疲れてFenix3Jを見ると、何キロカロリー消費したとか出るわけ。
リアルタイムに数値で運動量が分かるから、面白いし、なんといってもまたやろうって気になる。
すぐ飽きるかもと不安だったけど、その後も暇を見てはエアロバイクをこいで、順調に体重が減っています。
テクノロジーのおかげで痩せられた!!
今では、エアロバイクの前にタブレットPCを固定して、動画とか見ながらやってます。快適すぎ。


ちなみに防水なのでそのままお風呂にも入れるし、海に行ったらそのまま潜れるみたい。
水深も測れるっぽいので、浮上したときにGPSで位置をとれれば、今まで不可能だった海上ジオタグがつけられるなあとニヤニヤ妄想してるんだけど、いかんせん海に行く暇がないのが惜しい・・・。


電池は、上記のような使い方をしていて、1週間は確実にもちますね。
GPSロガーとして使うとさすがに1日くらいしかもちませんが、USBで充電できるので問題なし。


今は、海外ではずいぶん前から発売している、Fenix3Jと連動できる体重計が気になって仕方なく、個人輸入するか悩んでます。


ちなみに、Fenix3Jは2バージョンあって、樹脂バンドの通常モデルと、チタンバンドの高価なモデルがあります。
重いのは嫌なので樹脂バンドのやつにしたんだけど、チタンバンドのやつのほうは、本体の塗装もちょっと高級感あるので、やっぱりこっちにすれば良かったかなあとかちょっと後悔してたり。
要するに情報ガジェットであり、同時にやっぱり人前に見せて恥ずかしく無いかどうかが気になる、完全なる腕時計なのです。


あと、アプリは一応入れられる仕組みになっていて、自分で作成できるようSDKも公開されています。
そのうち何か作ってみようかな。
とりあえず文字盤を自作してみたい。


ソニーウォークマン NW-A20(A27HN)

無事復活を遂げたウォークマンAシリーズの第2弾です。
http://d.hatena.ne.jp/mydq/20141130/p1
で書いた通り、NW-A10シリーズで一応満足してたのですが、DSEE HXをONにしてると、各種音響効果が利用できないのだけが不満でした。
NW-A20ではこれがついに改善された!
気がついたらポチってました。


結果、実に満足です。
ClearAudio+は使っていませんが、ダイナミックノーマライゼーションはやはり必要ですね。
MP3ファイル側でgainを設定すればいいのかもしれないけど、面倒臭い。
本体が勝手にやってくれるならそれに超したことはないです。


上記以外は、基本的にはNW-A10と変わらないです。
語学学習関係の機能がなくなってますが、私は使っていなかったのでとりあえずいいやという感じです。
USB接続中にSDカードに接続するのか内蔵ストレージに接続するかを簡単に切り替えられるのは良いですね。


音は、A10とはちょっと変わりました。
これが良いか悪いかは好みの問題ですね。
私はどちらも好きです。
というか、聞き比べて、あ、違うなという程度のものです。


付属ノイズキャンセリングイヤホンですが、XBA-A2を常用している私にとっては、やはりスカスカ感があるので、外出時専用ですね。


Aシリーズとしては、そろそろ完成形ではないでしょうか。
望むとすれば、キーワード検索機能と、ジョグダイアルによるスクロール操作ですかねえ。


VAIO Z Canvas & VAIO Z

今年の初めは、VAIO Pro13のてんこもりを使っていたんですよね。
とにかく軽くてそこそこ働くマシンとしては大変良いものでした。
ただ、私の用途はアプリ及びWeb開発なので、とにかくメモリを食いまくる。
かといって、SSDの書き換え回数上限に対してまだネガティブなイメージを持っているので、スワップファイルは作りたくない。
仕方なく、8GBでもメモリたりねーよってEclipseに怒られながら、その都度再起動して1年間がんばってたんです。


そんな日々も終わりを告げたのが今年の2月くらいです。
待望のね、VAIO Zが復活というじゃありませんか!
速効発売日にポチりましたね。
感想としては、VAIO Pro13よりちょっと重いけど、液タブにもなるし、かといってタブレットとして持つにはだいぶ重い、でもメモリが16GB!!
まあメモリ不足の問題は解消して、CPUもそこそこ速くなったので、満足していたのでした。


でもね、次に不満があったのがSSDの容量なんですよ。
512GBしかない!
私は全てのデータを常に持ち歩きたいタイプなので、過去撮った写真とか取り込んだCDとか、全部つっこんであるんです。
ミラーレス買ってから、写真フォルダの容量が加速度的に増加しまして。
何しろ、jpegでも1枚5-10MBくらいありますからね。
泣く泣くMP3ファイルをいったん消したり、いらなそうな写真をせこせこ整理してたのですが、もう限界。


んでまあ、5月末にVAIO Z Canvasが発売となりました。
私、最初は全く眼中になかったんですよ。
だって、クラムシェルじゃないって事は、膝の上で作業とかできないじゃんって思ってたんですよ。
でもクアッドコアCPUかあ、1TBモデルもあるのかあ、このスペックがZに来てたらなあと羨望のまなざしだったんです。


そしたら先週、2万円くらいするクリスタEXをおまけでつけちゃうよ〜とかいう案内が来たのです。
クリスタはZを買った時にPro版を一緒に買って、その機能に満足しつつも、EXはもっと使いやすそうでいいなあと思ってたんです。
そこから、Canvasを買う理由探しが始まりました。
スペックに関しては全く不満がないというか、1TBは魅力だ。
とにかく膝の上でも問題無く使えれば・・・その思いだけがぐるぐる頭を回ってたのです。


そしたら、とあるブログで、
http://digital-pancakeman.seesaa.net/article/421844535.html
こんな工夫をしてらっしゃる方が。
金属で加工する方は全くそそられなかったのですが、後半のカバンのくだり。
これだ!!!


私のPCバッグ、キャリーバッグに取り付ける用の帯がまさについてるんですよ。
Canvasの後ろのささえ板をここに挟めばいいんじゃね?
そう思った瞬間、ちょうどキャンペーン開始の0時でした。
まあ失神して目が覚めたらてんこもり注文しましたね。


前置きが長くなりましたが、1週間ばかり使ってみたCanvasと、半年くらい使ったZの比較です。


まず懸念していたCanvasの膝の上の安定性。
もくろみ通り、揺れるバスの中でもしっかりとカバンにくっついて、画面はゆれども落ちる事はありませんでした。
むしろ、ドトールとかのテーブルって小さいじゃないですか。
Zだと、本体の底面積分占有せざるを得ないので、コーヒーを置く場所がギリギリだったりして、不便に感じている事がありました。
Canvasの場合、設置面積はささえ板の部分だけ。
膝の上でキーボードを打てるので、コーヒーどころかミラノサンドまで置ける。
なので、実はクラムシェルにこだわってた私はおろかだった。
キーボードが分離することが、むしろモバイラーにとっては大きなメリットだったわけです。


パフォーマンスについて。
これはもう、Canvasが圧倒的です。
Javaのビルドですが、Zより2倍くらい速いです、体感。
クアッドコアの恩恵なのか、SSDのアクセス速度の差なのか分からないですけど、全体的に動作がキビキビしています。
SSDも、シーケンシャルでZの1.5-2.0倍くらいあります。
ドラクエ10、うちは立体視のため2画面ぶん同時にレンダリングさせてるため、Zだとゲームプレイ中はろくにブラウザも見れませんでした。
Canvasだと同じ条件で全く問題ないです。
調子に乗って、画質オプションは全部ONにして、同時表示オブジェクト数も最大、FPSも30から60に設定しました。
それで1鯖メギとか行っても(分かる人は分かると思う)、8仮想コアのうち、5コアくらいは暇を持て余してる模様です。
FPSも50以上を常にキープしていて、ヌルヌル動いて快適です。
グラフィックチップ性能の差も大きいでしょう。
とにかくすごい。


熱について。
Zは何をするにもとにかく熱かった。
排気口から熱風が吹き出してました。ファンもうるさかった。
Canvasは、ドラクエ10やっててもそれほどうるさくはないです。パフォーマンス優先にしててもです。
熱もそれほどではないです。
そしてなんといっても、Zはドラクエ10をぶんまわしてると、電源を繋いでいても出力が足りないらしくて、バッテリーも消費されてしまっていたんですね。
Canvasは今のところそのような事はないです。※高負荷では同様の現象が起きました。とある記事によると瞬間風速200WなのでそこらのACアダプタじゃ駄目っぽいです。
ACアダプタの端子が昔のVPC-Z1と同じだと聞いて、より出力の大きい昔のACアダプタを調達すべきか迷ってましたが、付属の小型ので十分のようです。


液タブとして。
これはまあ、両者それほど差はないです。
Canvasの方が自由な角度でチルトできるのと、専用ボタンが用意されてるのがちょっと便利かもです。
ペンは全く同じなので、ZのをそのままCanvasに使ってます。
Canvasは本体にペンホルダーがあるのもいいですね。


画面密度について。
Zはスケール100%で使っていて、さすがにこのくらいが限界かなあと思ってました。
今、さらに一回り小さいCanvasで100%で使ってますが、3日で慣れました。
縦方向にちょっと広くなったのが地味にでかいです。
私は特別目が良いわけではないですし、むしろ近眼です。


音質について。
ZとCanvasの内蔵スピーカーを比べたら、CDとAMラジオくらいの差はありますね。
イヤホン経由でも、Zの方が音が良かった気がします。


キーボード&タッチパッドについて。
これは圧倒的にZが快適です。
Canvasのは、キーの打ち心地は悪いし打鍵音もうざいし、タッチパッドも感度が悪くて使いづらいです。
特に、タップによるクリック判定が曖昧すぎます。
Zではずっとタッチパッドで使ってましたが、Canvasにしてからマウスが復帰しました。
たまにマウスに手を伸ばすのが面倒な時は、画面タッチするケースもあります。
ただ、本体とマグネットで簡単に一体化して充電もしてくれるCanvasキーボードのギミックは良くできてます。
キーボード側のバッテリーが切れたら、microUSBケーブルで繋げば充電しながらUSBキーボードとして使えます。


重さや大きさ。
ZとCanvasの重さの差はだいたい200gくらいなのですが、持ち運ぶ時はやはりじわじわとCanvasが重たく感じますね。
さらにPro13を持つと、あまりの軽さにびっくりします。
大きさはCanvasの方が多少小さいですが、ほぼ同じですね。


バッテリー持ち。
これはもうZが圧倒的です。
Zなら半日は使える安心感がありますが、Canvasは4時間くらいもてばまあいいかなって感じです。
ただ、最近は電源カフェも増えましたし、私は4時間移動するようなケースはないので、それほどデメリットでもないです。


無線LANのつかみ。
ZではけっこうWi-Fiが途切れたりして不便に感じる事もあったのですが、Canvasでは今のところ安定してます。
ドライバはどちらもVAIO社が公式に配布しているものを利用しています。
無線LANルーターバッファローのWZR-1750DHP2です。相性もあるのでしょう。こいつすぐ熱暴走するのが難点です。


他の個人的な話。
SSDの容量が増えたのとクアッドコアということで、xamppなんて捨て去って、VMWareCentOSを仮想化してlampな開発プラットフォームに移行しました。
実際の運用プラットフォームと環境が揃えられるのでなかなか快適です。


こんな感じでしょうか。
なかなか個人で両方買ったVAIO信者もいないと思いますので、何かご質問などあればコメント欄にお気軽にどうぞ。
ただ、ベンチマークとかは面倒なので、他のサイトの値を参考にしてください。


[レビュー]EwinミニBluetoothキーボード

先日、HMZ-T3を購入してウハウハ立体視生活を楽しんでいると書きましたが、まだ楽しんでいます。
主にTridef3Dでネトゲを立体化させてプレイしてるのです。


ここで問題が。
基本的に仰向けに寝っ転がってプレイしてるので、チャットする時に、いちいち起き上がってちょっとHMZを外してキーボードに向かうという動作がとても苦痛なのです。
座って装着していれば、まあがんばれば手元が見えないこともないのですが、横着な人間なので3DSみたいに寝転んで遊びたい。


で、小さくてブラインドタッチが出来そうなキーボードを物色しました。
うちのPCはUSBポート数が少ないので、Bluetoothのものを探しまして。
しかし、なかなかいいのがない。
最終的に見つけたのがこれ。


【Ewin】ミニ bluetooth キーボード Mini Bluetooth keyboard タッチパッドを搭載 バックライト付き 小型キーボード マウス 一体型 無線 USB レシーバー付き ブラック【日本語説明書付き】


アフィリエイトで恐縮ですが、私と同じモノを買うなら、上記の店舗が間違いないです。
何故かというと、店によって英語版なのか日本語版なのか分からなかったり、OEMなのかもしれないけどそうでもないのかもしれない的なものだったり、とにかく情報が不足してるのです。
このお店ならほぼ確実に、日本語キーボード配列のものが買えます。少なくとも私はそうでした。英語版が送られてきたら文句言いましょう。


結論からすると、いくつかの欠点を除けば、素晴らしい逸品です。
まず、最初いらねーと思ってたタッチパッド部分、実はすごいよく使っています。
最初はゲーム起動、パスワード入力、ゲーム開始、そしてやっとHMZをかぶるとしていましたが、ゲーム起動したら後はかぶってこのキーボードで全て入力しています。
そしてキーも打ち心地が良いです。
ブラインドタッチも慣れればできると思えるレベルですが、私は慣れるまで我慢できなかったので、後で述べる工夫をしました。


いくつかの欠点とは何か。
まず、かな表記がしてありますが、かなモードに切り替えるボタンがありません。変換キー、無変換キーもありません。
説明書にはCapsキーで日本語をON/OFFできると書いてありましたが、IMEにもよると思いますが、少なくともうちの環境では半角/全角キーとしては認識していません。あくまでCapsキーのコードが送られてきます。
なので、IMEのON/OFFや変換操作に関しては、キーマップを自分でIMEに指定するなどしないとだめです。
これらをクリアできれば、後は問題ありません。


さてブラインドタッチですが、一応キーにホームポジションの凸はあるものの、あまり手探りでは分かりません。
そこで、主要なキーに凸シールを貼ることにしました。
ただ1つ問題が。


キーの表面はなんというか、昔の電卓のボタンといいますか、ゴムっぽい感じで、多分表面がシリコン系なんですよね。
なので普通に売ってる凸シールは粘着しません。
そこで、シリコン系ゴムにも粘着する両面テープを探して、いくつか試しましたが、


WAKI シリコーンゴム接着用両面接着シート 厚0.085X横100X縦150mm 2枚入


に落ち着きました。
ものは1枚シートですが、これを書類閉じるのに用紙に穴空けるやつあるじゃないですか、穴あけパンチっていうんですかね、あれでくり抜くとちょうど良い大きさの円形シールが得られます。
これに凸型のものを貼るわけですが、どういう単語で探して良いか分からない。
最初は凸型プラスチックとかそういったフレーズで検索してたので、人形の目玉の部品とかヒットしたのですが、どれもでかすぎる。
困っていたら、それマルポコじゃね? って教えてもらって。


マルポコ?!
なんじゃそりゃと思ったら、そこいらのギャルがネイルをデコる素材に、まさに半球体のものがあって、それをマルポコというらしいんです。
生まれて初めて、ネイル専門店なるものを検索しました。
確かにあるわあるわ。
大きさ的には直型5mmほどのもので、透明のがいいです。
めっちゃ安いです。
女の子の友達がいるようなリア充イケメンの皆様は、お友達に聞くと分けてもらえるかも知れません。


こんな感じ。


これで快適なHMZでのタイピング生活のはじまり!


HMZ-T3

最近とても仕事が忙しくて、日記書くどころかアニメすら見る暇がないという、アニ豚としてあるまじき日々を送っています。
とりあえず気になった作品はHDDに録画しているのですが、まだ夜のヤッターマンすら消化していない始末です。
仕方なく、色々過去のものを消したりして空き容量を日々稼ぐ毎日です。


じゃあ、タイトルのHMZ-T3ってなんだよ! アニメ見てる暇ないのに、そんなもんいらないだろ! って思った方、多いと思います。
逆に、HMZ-T3ってなんぞやって思った方もおられ…いや、いないかな。
このブログは基本的に検索サイトからのお客様しかおられないので。


まあ一応簡単に言うと、ヘッドマウントディスプレイというやつで、頭からかぶると、視界が遮断されて、画面だけが見えるってやつです。
しかも画面は両目それぞれ用に2つついてるので、立体視も可能という優れものです。
公式サイトは以下になります。
http://www.sony.jp/hmd/products/HMZ-T3/


…そうなんです。もう生産完了なんです…。
このシリーズの一番最初の製品(HMZ-T1)が出たとき、当時既に立体視マニアだったのでとても興味を持ったのですが、
・装着に関して、重さや簡便性など、色々難がある
・ヘッドホンが自分で選べない
・画素数フルHDではない
といったネガティブな意見が少なからずネットに溢れてまして、なんとなく次の世代で改善されるだろうと見送ってたんですね。
特に私はスペック厨なので、えーフルHDじゃないのかよ解散、的な感じでした。


が、もうシリーズがディスコンとなれば話は違います。
てか、私が目をつけたソニー製品の何らかのシリーズって、絶対ディスコンになるんだよね。
ソニー時代のVAIO Zしかり、ウォークマンAシリーズしかり(これは復活してくれたが)、α NEXシリーズしかり。
Xperiaが死にそうになりながらもまだなんとか一定のシェアを維持しているのは、私がスマホに関してはシャープ厨だからだと信じて疑っていません。
一応、ゲーム機用としてのHMDというかVRヘッドセットはまだ出すみたいですが、あくまでゲーム機用らしいので汎用のHDMI入力があるかどうかすら分からず。


というわけで、生産完了になったと聞いて、この際フルじゃないHDでもいいやとHMZ-T3の値段を調べたんですが、既に時お寿司、新品はめっちゃぼったくり値段なんです。
かといって、ソニーストアや大手量販店ではもう扱っていない。
仕方なく、ソフマップで色々付属品が欠落している中古品を安く仕入れたのです。4万弱くらいでしょうか。
でも仕方なくなんて表記したけど、結果的にこれはラッキーだった。その後、中古も値上がりしてます。今見たら、7万とか8万とかしてる。


んでね、フルじゃないから〜とか言ってさっさと買わなかった己の愚かさを知りましたね。
いくつかYoutubeの3D動画を見てみたのですが、画素の粗さなんて全然気にならない、3DSなんかとは比べものにならない高密度な立体映像が飛び出てくる。
これはすごいお宝を手に入れたと思いました。
装着に関しても、一番最初はさすがに少し手間取りましたけど、2回目からはすぽってかぶって終わり。
HMZ-T3でも装着に苦労しているような感想もみかけますが、私は全然そんな事はありませんでした。
かぶる→電源入れる→最初の調整画面をボタン連打で飛ばす→必要に応じてメニューから3D方式を選ぶ、この過程で長くても20秒くらいです。早ければ10秒もかかりません。


ちなみに、製品写真見ると、プロセッサーユニットとバッテリーユニットと、2つのユニットに分離しててうざい感じですが、実はこれすごく合理的なんですよ。
バッテリーユニットにもHDMI入力がついてて、というかプロセッサユニットとはHDMIケーブルで繋ぐのですが、バッテリーユニットにPCから直接HDMI入力してもちゃんと動作します。
つまり、プロセッサーユニットというのはただのバーチャルサラウンド機能とHDMIセレクタ機能を担ってるに過ぎないので、必ずしも必要ではありません。
バーチャルサラウンドはPC側に担当させているので、うちではもはやプロセッサーユニットはしまってあります。


んでまあ、気がついたら色々投資してました。
以下、解説。
前提として、HMZ-T3は拡張ディスプレイとして、プライマリモニタの右側にくっついている状態です。


PowerDVD Live
3Dブルーレイ再生ソフトです。といいつつ、まだブルーレイそのものは見たこと無いですけど。
3D対応の動画ファイルを再生してくれるので、主にそっちの用途で使っています。
Youtubeも直接見られます。
再生ウィンドウをHMZ-T3の方の画面に持っていくと、自動的に3D表示に切り替わるので便利です。
本来ならDLNADTCP-IP再生にも対応しているはずなんですけど、うちの古いパナのレコーダのものを再生させようとすると数秒で必ず落ちてしまうので、それは諦めました。


・Tridef3D
これは総合的な3D再生ソフトです。
主に、写真用、動画用、ゲーム用と3つのプログラムから成り立っています。
前者2つはPowerDVDがあるので使っていません。
ゲーム用は、Direct3Dに対応したゲームなら、何でも立体化してくれるというものです。多少ゲームごとにカスタマイズは必要になりますが。
これがとてもいい。
試しにドラクエ10ベンチマークを動かしてみたら、スライムがめちゃくちゃボヨンボヨン飛び出てくるんですよ。
他にも世の中にはもっとボヨンボヨンしてそうなものがたくさんありますよね、3Dって夢が膨らみますね。
ただ、欠点があって、この機能はプライマリモニタでしか動作しません。これについては後述します。


・メガネ
私は乱視なのですが、メガネの度数が合わなくなってきたぽくて、画面の端っこが若干ぼやけてしまいます。
あと、鼻パッドのところが大変に痛くなります。
ネットでレンズを直接貼り付けているという例を見たので、私も実践してみることにしました。
メガネ屋さんで視力を計り直してもらって、やっぱり乱視の角度がずれてきていたみたいなので、古いフレームに新しいレンズを作ってもらいました。
フレームはHMZにつけやすいよう色々加工してもらい、透明の両面テープでHMZの画面に貼り付けたら、もくろみ通りくっきりとした画像を得る事ができました。
ただ、こんなわがままな要求を聞いてくれるのは、昔からなじみのある街のメガネ屋さんだからだと思うので、眼鏡市場とか言って店員さんを困らせないようにしてくださいね。


さて、とりあえずこれでウハウハ3D生活なのですが、ゲームするたびにいちいちプライマリモニタを変えて…とかやってると、既に開いてるウィンドウの大きさがおかしくなったりとかで、大変に面倒臭い。
そこで以下のソフトを導入して解決を図っています。


WindowModePatch
http://www.timbreofprogram.info/wndmode/index.html


フルスクリーンのDirect3Dゲームを強制的にウィンドウモードで動かすソフトです。
それだけなら他にも色々選択肢があるのですが、このソフトの良いところは、ウィンドウの初期位置を細かく指定できるのです。
なので、HMZ画面いっぱいにウィンドウが表示されるよう表示位置とサイズを指定しています。
うちのプライマリモニタは2560x1440で、HMZは1920x1080表示にしているので、Windows8.1のデフォルトの窓枠幅だとして、始点を2562, -26、サイズを1920, 1080にすると、HMZをかぶればちょうどフル画面で見れるといった感じになります。
ただ、Tridef3D側とHMZ側の3D方式を手動でSide By Side等に切り替える必要があります。
ここだけが残念。
Tridef3Dの開発元につたない英語で、どうせDirectXをフックしてるならセカンダリモニタに出力を回せるようにしてくれって嘆願したら、昔それやったけど一部のゲームで動かなかったので撤廃したのよゴメンネ! って返事が来て諦めた。


まあそれでもだいぶ快適です。
久々に良い買い物でした。


Arc Touch Bluetooth Mouse

先日、長年使っていたマウスがついに壊れました。
右クリックが全く反応しなくなった。
1年くらい前から時々認識しないなあと思いつつもだましだましもう5年以上使ってたので、さすがに寿命かなと。
私が使うガジェットの中では一番長持ちした現役選手でした。
ちなみにマウスとしてはまあ平凡なELECOMのやつなんですけどね。


仕方なく新しいマウスを買おうと思ったのですが、私は基本的に無線入力デバイスは信用してないので、有線マウスにしようと思ってたんですね。
でも、今使ってるVAIO Pro 13はUSBポートが2つしかなくて、最近USBハブを買うか買うまいか悩んでたんですよ。
そこでBluetoothマウスにでもするかなと頭をよぎったら、大学時代の先輩が、俺も有線厨だったけど無線マウスにしたら世界が変わったって言うので、1度くらいは試してみるかと色々Bluetoothマウスの吟味を始めました。


私はスペック厨なので最初はボタン数の多いゲーミングマウスとか見てたんですが、今まで使ってた5ボタンマウスのうち、何ボタン使ってたかと自問したら、何のことは無い、右ボタン左ボタンとホイールだけです。真ん中ボタンすら使っていない。
つまり私には2ボタン+ホイールで十分。
それならモバイルに適したやつにしようと探した結果が、MicrosoftのArc Touch Bluetooth Mouseだったのです。型番でいえば7MP-00008ってやつです。


私の中ではMicrosoftマウスってなんかWindowsの販促のためのお高いだけのデザインだけなマウスっていう昔のイメージのままだったのですが、最近はけっこう挑戦的なマウスを出してたのですね。
気に入ったのは、まず折りたたみできるということ。
折りたたみといてっても2つ折りではないですが、まっすぐ平らにできるので、持ち運ぶ時に便利そう。
また、平らにすると自動的に電源が切れるので、電池もちにも良さそうです。
電池もちといえば、Bluetooth4.0LEに対応してるので、省電力なのも良いと思いました。
無線マウスは電池が持たないという私のネガティブなイメージは払拭されたわけです。
ホイールがタッチというのにもちょっと目新しさを感じました。


いざ届いて試してみた感想です。
タッチホイールは慣れるまで買って後悔したと思いました。だんだん慣れてきたら、まあ問題無くなりました。
店頭で触ってみて買うのをやめる人が多そうだなあと思ったので、一応強調しておきます、慣れれば平気です。
ただし、私みたいに手がでかくないとダメかも。タッチ面積はもう少し狭くても良かったんじゃ無いかとも思います。
ボタンはちょっと固めかな、程度です。
Bluetoothでの接続も快適です。
VAIOの電源を入れて、マウスをペキって折ったら、もうすぐに使えます。特に動作に遅延を感じる事も無し。
あと、センサーが先端についてるので、マウスをつま先立ちにして狭い面積でも使えるのが思ったより便利です。


持ち運べて家でもがっつり使える無線マウスが欲しい人にはお勧めですね。


2ポート大容量USBコンセント

最近はなんでもかんでもUSBポートで充電する時代になったので、機器ごとにでけえACアダプタをコンセントに並べる時代は終わりました。
家では、OwltechのACUS4ってやつを使ってて、安い割に4ポート5Aまでいけるのもあって重宝してます。
これでスマホ3台とDSを充電してます。
家で4ポートのが欲しいって人にはおすすめの逸品です。


さて、家はこれでいいのですが、旅行先とかだとこれはかさばる。
てか4ポートもいらない、スマホ3DS用の2ポートで十分。
以前、ロジテックかどこかのやつを使ってたのですが、なくしまったんですよね。
ただ、2ポート合計1Aまでという今ではしょぼくれたスペックだったので、ろくにスマホも充電できないので、まあそれはいいんです。
で、代わりの物がないかなあと探してたのですが、どれもかさばりそうだったり、1ポートは1Aまでとかけちくさかったり・・・。


結果、楽天でちまちまと検索にひっかかったやつを調べていって一番気に入ったのが、ZAZ 2ポートACコンセントというやつ。

1ポートでも2.1Aまで出力できるし、なんといってもすごくコンパクト!
値段も安かったので、さっそく注文してみました。


いざ使ってみると問題無し。
2.1Aと書いてるほうにスマホをぶっさしてみたら、普通に数時間で充電が終わりました。
もう片方は1Aと書いてあるのですが、両方同時に使ったら3.1A出力される・・・なんてことはさすがにないだろうけど、例え500mAでも3DSを充電するには十分だ。
そして本当にコンパクトでよろしい。
コンセントはもちろん折りたためます。重要。
電源タップに刺しても隣同士ぶつからない。
これなら、旅行先でコンセント取り合い合戦とか起こらなそうです。
一つ気になるとしたら、本体のどこにもmade in どこそこが書いてない・・・。


持ち運びできる2ポートのUSBコンセントをお探しの方、私がおしっこ我慢しながら3時間もちまちま楽天で1つ1つ吟味した結果のチョイスをぜひ試して下さい!