Windows10RS2(Creators Update)のbashではまった話

RS2にアップデートしたらbashが使えなくなった。
コマンドプロンプトから、bashと打っても、
Error 0x8007001f
とか返ってきて、再インスコとかしてもどうにもならない。


結論からすると、Dドライブの権限が私だけになっていたのをSYSTEMを加えたら直った。
RS1では問題なかったのになあ。
ちなみにフルコントロールじゃなくて、読み取り権限だけでOKです。

トラックボールつきBluetoothキーボードTK-DCP03BK

以前、ミヨシのトラックボール付きBluetoothキーボードを紹介しましたが、
http://d.hatena.ne.jp/mydq/20160222/p1
これ、最高に使いやすいのですが、記事にもあるとおり生産終了なんですよね。


すぐトラックボールやスクロールホイールの調子が悪くなるので都度分解して直してたのですが、ちょっとうんざりしてたところにELECOMから新製品が出ました。
http://www2.elecom.co.jp/products/TK-DCP03BK.html




私の欲しい要件として、ノートPC並みのキーの多さ、トラックボールつき、スクロールホイール機能つき、を満たしています。
若干キーサイズが小さいですが、Let's noteのRシリーズで鍛えた私の敵ではないと、ちょっとお高いなあと思いながらもぽちりました。
なので感想をば。


まずお目当てのトラックボール
さすがにちっこいので、19mmのボールがついてるミヨシのと比べたら、使い勝手は劣ります…。
専用のユーティリティで感度を調節すればギリギリなんとか使えるかな、といった感じです。
場所がノートパソコンのタッチパッドと同じ位置なので、おおざっぱな移動は親指でくりくりと移動できるので地味に良いですし、ボタンも左右に大きめなものがついてるので、片手だけで操作できるのも良いです。
ただ、やはりもう少しボールが大きければなあと思います。


スクロールホイール機能ですが、ホイールじゃなくてボタンなので、連打する必要があります。
このへんはやはりホイールの方が断然便利ですね。
ただ、アクティブでないウィンドウの上でもスクロールできるので、無いよりはあった方がだいぶましです。


キーの打ち心地は安っぽいけど許容範囲です。
配列も標準的です。
まだ慣れないのでカーソルキーの位置を指が覚えて無くて苦労してますが、そのうち慣れるでしょう。


このキーボードで気に入ったのは、Bluetoothキーボードとしては最大3台まで切り替えられること。
タブレットとかと共用できるのはいいと思いました。
あと、USBキーボードとしても使えるのがとてもいい。タブレットBIOS設定等も行えます。


重さはミヨシのよりは軽いので、外にタブレット等と持ち運ぼうと思えば持ち運べるかな。
でも持ち運び用でちょい使いするなら、

こっちの方が軽いしかさばらないです。
実際私も使っていて、持ち出すのは軽さを考えたらやはりこっちですね。


トラックボールつきキーボードというのは本当に製品が限られるニッチな分野なので、大手メーカーから新製品が出たというだけでとても意味があります。
もう少し安ければ文句ないんですけどねえ。

GPD WIN

私は小さい頃から小さいものが大好きで、親に女の子の人形用のミニチュアをねだっては困らせていたもんです。
お人形には興味無いぞ。
コンピューター野郎になってもその意識はきちんと受け継がれ、とにかく小さいものが好きだった。
過去購入したのを思い出してみた。


PC-E550 ※シャープのポケコン
FX-890P ※カシオの80186なポケコン
HP200LX ※ヒューレッドパッカードの80186?なDOSマシン


上の2つは厳密にはパソコンではないけど、HP200LXは手の平サイズでDOSが完全に動く最高にいかした産物でした。
当時はこれを肌身離せないから電脳パンツとか呼ぶ気持ち悪い信者が大勢いて、生産中止の際には再開要求運動とかあったレベルのものなのです。
今でもテキスト入力に使ってます的な事を言う人がいるくらい。


WindowsマシンとしてのハンディPCは、工人舎のPMシリーズを買ったこともあるが、あまりの非力さに使い所がなくてすぐに売り払った記憶がある。
姉がLOOX Uを買ってたけど、これも非力ゆえにあまり使われなかったようだ。
上記2つは当時のATOMを積んでいたので、当然といえば当然なのだろう。


んでまあ、本題なんですが、そういうミニノートマニア待望の実用的なハンディPCがやっと登場しました。
GPD WINです。


海外から個人輸入すれば安いのもあるけど、配送に時間がかかったり初期不良時にめんどくさいことになるので、そういうのが苦手な人は大人しく国内の公式販売チャンネルから購入した方が良いです。
恐らくですが、GPD and JXD and TRONSMART STOREというのがGPD社の公式ショップだと思う。


BIOSがどうのこうの、コントローラーのファームウェアがどうのこうのといった話はいくらでも転がってるので省略。


とりあえずUSBにWindows10RS1の日本語版インストールメディアをMicrosoft公式ツールで作成して、そこから上書きインストールすると、とりあえず日本語版の最新Windowsが入ります。
ドライバ類もそのまま使えますが、1つ問題があるとすればWiFiが繋がらなくなる。
これはGPD社がパッチを配ってるのでそれを利用すればOKです。


私の目的は、こいつを持ち歩いて、サーバー監視とかするのと、あともう1つ大きな目的は、いつでもどこでもドラクエ10をやること!


なので、ドラクエ10用の環境を作る事にします。
ドラクエ10そのものはフツーにインストールできますし、1280x720の解像度で最高設定にしても、特にストレスなく動きます。
こんなちっこいのにたまげたなあ。


しかしそれで満足する私ではない。


ドラクエ10はせっかく3Dサウンドに対応しているので、GPD WINでも3Dサウンドでプレイしたい。
戦闘中に視点切り替えが間に合わなくても音でボスの位置が分かるので、どっちに逃げればいいかとか分かるので有利な場面もあります。


これにはRazor Surroundというソフトを使っていて、いわゆる普通のイヤホンでバーチャル5.1chに対応してくれるソフトなのですが、残念なことに、GPD WINに入っているIntel SST Audioとかいうのには対応していない。
Razor社に対応してくれるように要望を出したら、把握はしてるし対応もするよという返事がきたきり、その後の更新で実際に対応された試しが無い。


最初はUSBポートにミニDACでも刺そうかと考えたが、やはりスマートではないのでソフトだけでなんとかしたい。
色々試行錯誤した結果、仮想オーディオケーブルといったソフトを使い、Razor Surroundに仮想オーディオデバイスを指定し、その仮想オーディオデバイスからIntel SST Audioを鳴らすという方法をとった。
無料で使えるものはいくつかあり、実際これらでも動くのだが、1つ惜しいことに、音量キーが反映されない。
ボリュームコントロールに対応した仮想オーディオドライバはないものかと探して、やっと下記を見つけた。
http://www.fox-magic.com/vac.php
有料だが、他に選択肢は無いし、$29なので購入。


やっと快適にドラクエ10が遊べた!


なおどのくらい快適かというと、邪神はフツーに回れます。
最新にして最後のATOMだけど、バカに出来ないなあ。


以下、GPD WIN用に購入したもの。



充電器です。
スマホとかも同時に充電したいので5ポートのものを選択。
USB Type-C用のポートが1つついてるので、フツーのUSBポートで充電するより規格上は大電流が流れて早く充電されるようです。



上の充電器とGPD WINを結ぶケーブル。
ナイロン加工なので、丈夫です。給電しながら遊びたいので長めの1mのものを選びました。



持ち運び用の入れ物。
3DS LL用のがぴったりなのです。
最初は100均のポーチに入れてましたが、GPD WINは蓋を閉じた状態でも圧力がかかると電源がONになるという不具合?があるので、こうしたハード系がまだましです。



外で持ち歩く時は基本的にバッテリーで遊びますが、本体バッテリーだけでは心許ないので、軽くて小さくてなおかつ容量がそれなりのものを選ぶとこれになりました。
Type-Cケーブルがついてくるのでちょっとお得感。
だいたいこれでドラクエ10が4-5時間は連続して遊べます。
QC3.0に対応してるので、スマホ用にも使っています。



画面保護シートです。
5インチのWindowsをタッチ操作なんて正気の沙汰じゃないと良く言われますが、意外とけっこう指で操作できちゃったりするので購入しました。
保護シートは本体にも添付しているのですが、まあおまけなのでやわだし、指紋つきまくりですね・・・。



先に書きましたが、GPD WINは蓋を強く閉めるとキーボードと画面が接触してしまいます。
そのため、このようなクッションを入れると良いです。
100均の材料で自作しようと思ったのですが、近所の100均で買える材料はどうも厚さが合わなかったり色が合わなかったりでいまいちで、めんどくさいので結局メーカー品を買っちゃいました。


以上、何かの参考と私のお小遣いになれば。

ソニーミラーレスカメラ α6300

NEX-7をずっと使っていたのですが、なかなか後継機が出ず。
α6000? あんなの認めねえ!!


私がα6000で譲れなかった点が2つ。

AELボタンのところに、AF/MF切り替えスイッチがなかったこと。あれすごい活用してたので。
EVFの解像度が落ちたこと。光学系的にはNEX-7より見やすくなったと称し、確かにそれは認めるが、やはり像が粗くてピント合わせが一苦労。


これは本当に致命的でした。
とかいいつつ、たまたま本体オンリーの中古品のα6000が激安だったのを見つけて買って使ってみた時期も実はあったんです。
だけど、上記の点はやはり慣れればどうということはないとはいかず、すぐに売り払ってしまった。


さてα6300。
結論から言うと、素晴らしい!
某ちゃんねるでは動画と価格の話題ばかりでディスられてましたけど、私は満足してます。


・良かった点


α6000の上記の問題が解消された。
Wi-Fiに対応した。
アプリを追加できるようになった。
高感度特性が明らかに向上した。NEX-7ではISO800までが許容範囲だったが、今は1600でも問題無く感じてます。ISO AUTO時の上限下限が設定できるようになったのもすごく良い。
全く眼中になかったのだが、試しにウリの4K動画とやらを撮ってみたら、すごい綺麗! 普段はMP4とかに設定してます。
ファストハイブリッドAFが思ったより良い。手持ちのタムロンのB011も、タムロン社に相談したら無償(送料含めて)で対応ファームウェアにアップグレードしてくれた。神対応
超解像ズームが思ったより使える


・残念だった点


今は思いつかない。元々、コンデジより綺麗に撮りたいってだけの目的でしたので。


今までは普段持ち歩く用にはフジのXQ1を使っていたんだけど、日常のスナップ写真すらこれで撮りたくなるありさまで、中古で外観状態は悪いけどレンズは問題無いSELP1670を安く買ってつけています。
画質はまあレンズキットですねって感じだけど、とにかくコンパクトなのがいい。
ちなみにレンズキャップ代わりにこれをつけてます。
自動でレンズバリアが開閉するやつ。

これすごい便利。本当にコンデジ感覚でぱっと出して電源つけてすぐ撮れる。
B011ではストラップつきレンズキャップをつけてるんだけど、それすら面倒になった。
ちなみに内蔵フラッシュはこれをつけてると影ができるので、フラッシュ焚くときは外さないとだめだけど、元々フラッシュ使わない派なんで。


久しぶりに良い買い物したなあ。
NEX-7ユーザーで、トライナビダイアルじゃないからーとか言って買い換えない理由を探してる人がいるとすれば、本当にもったいないですよ。


MCO Bluetooth 光学式トラックボ-ル付きキ-ボ-ド TK-BT01

商品名からまるわかりの通り、トラックボールのついたBluetoothキーボードです。
VAIO Canvasのキーボードを修理に出したので、その間に使えるものとして、ポインティングデバイス付きキーボードを探してこれにたどり着きました。


結論から言うけど、素晴らしいのひと言。


昔、PC98ノートを使っていたとき、サムボールっていう、親指でトラックボールを転がすタイプのやつだったのね。
あれがすごい快適だったんだけど、そのうちみんなタッチパッドになっちゃってがっかりしたものです。
当時のタッチパッドはお世辞にも使いやすいとは言えなかったので、というか、今でもドラッグアンドドロップとかやりにくい。
VAIO C1MSXって機種を使ってた時はトラックポイントだったんだけど、あれもドリフト現象さえなければなかなか良かった。
でもまあ、そのうちタッチパッドも進化して、マルチタップに対応したりして良くなっていったので、そのうち気にならなくなったんだけど。
久しぶりに、トラックボールおかえり!!! って感じ。やっぱりトラックボールは出来る子。


このキーボードの良さを以下に列挙しましょう。


・きちんとしたテンキー無しフルキーボードで配列も標準的。これはとても大事。他の類似品はPrtScが無かったり、F1キーを入力するのにFnキーを同時に押さないといけないとかうんこな仕様のものばかり。
トラックボールが大きさのわりにすごく精度が良い。12インチで横2560ドットの解像度を100%で使ってるわけなんだけど、それでも正確にポインティングできています。
・独立したスクロールホイールがついてるので便利。
・キータッチは好みの問題ですが、私には大丈夫。
・電源スイッチがついてるのでこまめに節電できる。


ちょっと不満な点は以下の通り。


トラックボールのそばにクリックボタンがあれば良かった。そうすれば片手だけでネットサーヒンができたなあと。


さてVAIOのキーボードが修理から上がってきたのですが・・・。
今は持ち歩く時にしか使っていません。
この文章もTK-BT01で打ってます。
キータッチもポインティングも、このキーボードが遙かに快適。
たぶん壊れるまで使い続けると思います。


そしてね、実は最初買った時に初期不良にあたって、販売元のミヨシ社に対応していただいたんだけど、サポートの方がすごく親切丁寧!!
この場で改めてお礼申し上げます。


んで、サポートの方曰く、実はこの製品、もう生産終了してるんだって。
似たような製品の後継機は今のところ予定していないらしい。
この手のキーボードが欲しい方、今すぐ買いに走った方がいいよ!


F-07C

docomoWindowsケータイってやつです。
発売当初は欲しくてのどから手がこんにちはしたんだけど、高いしdocomoのSIMないしで、まあ指をくわえて諦めました。


最近、仕事で24時間どこにいてもサーバーを操作しなくてはいけなくなってきて、それでsshだけ使えればいいやと思って購入しました。


今さら買う人はいないと思うけど、一応メモ。


・Windows10は普通に動く。タッチ可能。ただしWindows7の時点で動作が遅いソフトが改善するわけではない。sshクライアントとか管理用ツールは余裕で動く。Officeも軽いファイルなら問題なし。ブラウザは重たいページはやはり待たされる。
・キーボードは一部打てないキーがあるので、何かのキーを犠牲にして欲しいキーを割り当てる等が必要。
・クロップアップ等のツールを導入するのは必須。このへんはぐぐればいくらでも出てくる。
・持ち運びには本当に便利。公称値218g。
・本体はLTE対応してないけど、0-SIMで3G回線を使えた。


このサイズでWindowsが用途を絞れば実用的に使えるのは本当に便利。
これ4年前くらいの機種なんだけど、なんでこういう路線がすたれてしまったのかね。
UMPC復権を求む!


QNAP Turbo NAS TS-212P

今までNASにはアイオーデータのLANDISK(HDL2-A2.0)を使っていたんだけど、ついにお亡くなりになったのです。
後継機種を買おうと思ったけど、どう見てもハードは同じなんだよね。
また同じモノを買うのもつまらないと、他の製品がどんなものか見てみた。


要求はシンプルで、RAID1が組めて、smbでアクセスできる事。これだけ。


ならバッファローとかでもいいじゃんってなるんだけど、まあやっぱりいざ買うとなると多機能なものに目が行ってしまうのよ。
で、購入したのがこれ。
厳密にはこの商品はHDDは自分で用意する必要があって、WDの青ラベルの2TBも2つ購入。


・パフォーマンスについて


これはHDDの問題なのかわからないけど、アクセス速度はLANDISKの方が若干速かったです。
無線LAN越しなのであまりあてになる比較でも無いけど、LANDISKで30-40MB/s出てたのが、20-30MB/sになった。
これは買ったWDのHDDが遅いのか(LANDISKも開けてみたらWD緑だったけど)、NAS側の処理が遅いのか。
ただ、用途が自動バックアップ先なので、あまり気にしてないです。


・機能について


すごい、本当にこれはすごい。
NASってより、NASに特化したLinuxサーバーといった方が正しいと思う。
Web越しにコントロールパネルを開くと、これXウィンドウなんか? ってレベルの素晴らしいUIが待っていて、色々なアプリをインストールできる。
スーパーマリオまであったけど、これ法的にいいんか?
ともかく、VPNサーバーにもなれるし、Webサーバーにもなれる、色々なれる。これらの機能は今のところ使って無いけど。


・外部接続機器について


私は使って無いけど、USBポートにストレージ刺せばネットワーク越しに見えるのはLANDISKと同じ。
UPSに対応しているのも同様。
LANDISKみたいにUSBデバイスサーバーにはならないのかなと思ったけど、よく分からず。でもこの機能もう使って無かったからいいや。


・外観について


コンパクトで良いです。
白のプラスチックの筐体はちょっとださいけど、まあ別に鑑賞目的でもインテリアでもないし。



HDL2-Aシリーズもとても良いと思ってるのでおすすめなのですが、若干高くなるけどこの製品はとても遊べて楽しいですね。


QNAP TS-212P

QNAP TS-212P
価格:16,930円(税込、送料込)