海外での決済を比較してみた話

先日、ドイツに旅行に行ってきまして、現地通貨のゲットをどうするかで悩んだのです。
結論からすると、空港とかのバカ高い為替レートなんかで両替するより、ソニー銀行を利用するのが安かった。
つまり、これからソニー銀行をおすすめする記事を書くのである。


ただ、具体的な値は覚えてないので、GearBestという海外通販サイトを例にとって解説を試みる。


今回のターゲットはこれ。


ゲームコントローラーつきミニパソコンです。CPU最新版です。
これが欲しくて販売店のサポートを日本語で受けたいとかの人は、大人しく日本の販売店で買った方が良いです。


さて、これを海外で購入するとして、私はこの手のものはたいていGeekBuyingかGearBestを利用しているのですが、今回はGearBestのポイントが貯まってるのでそれを消費するためにGearBestにします。
ちなみに、

  • GeekBuying→本体価格はGearBestより安めだが、送料が高い
  • GearBest→本体価格はGeekBuyingより高めだが、送料が安い

てな感じで、配送業者にはDHLを使うのが個人的におすすめなのですが、そのパターンではどっちもたいして変わらないケースが多いです。


ではGearBestでGPD WIN Z8750で検索して、出てきた商品を見てみると、$334.29となっています。DHLだとこれに$2.68かかるので、合計で$336.97となりますが、今回は分かりやすく送料無料を選択したとします。
ここからが勝負!


私はドルなんて蓄えてないので、なんらかの方法で円からドルにしなければならない。
まず、GearBestで円で買わせろ、と上部のcurrencyを円に設定すると、$334.29が38335円となります。つまり1ドル114.68円くらいですね。
じゃあドルのままPayPalで支払おうとすると、37696円と出ました。お、ちょっと安いぞ! 1ドル112.76円くらいで両替してくれるわけです。


しかし戦いはここからなのです。


PayPalでドルのまま支払って、クレジットカード会社の為替レートで購入するという手もあります。
しかし、クレジットカード会社の為替レートって確認するのなかなか難しい、というかほぼ無理のような。
だいたい1-3%くらいの手数料込みのレートになると言われていますが、これ、購入時のレートじゃなくて、あくまで決済時のレートなんですね。先が読めない。


そこで我らがソニー銀行様のVISAデビットカードなんです。
ソニー銀行で外貨口座を作ると、ソニー銀行がリアルタイムに発表している為替レートでドルを購入する事ができます。
ちなみに、上2つのレートを調べた時点での為替レートは・・・なんと1ドル109.27円! このレートでお買い上げなら、なんとお値段36528円!
GearBestやPayPalの時点でドル→円にするより、最終的に2千円弱安くなる。
これなら差額で周辺グッズとか買えちゃう。


まとめると、手順は以下の通りです。
1.海外通販サイトでドルのままPayPal決済を選択する
2.ソニー銀行でドル口座に購入額を入れる
3.ソニーVISAデビットカードを利用してドルのままPayPalで決済する
4.ソニー銀行の外貨口座からすぐさま引き落とされる

他にも外貨口座が開設できる銀行は色々あると思うので、為替レートがもっと安い銀行もあるかもしれませんが、ソニー銀行のVISAデビットカードソニーストアで決済に使うと3%オフになるので、GKの方々におすすめなのです。


話がだいぶ戻るけど、海外旅行の時もこの安いレートが利用できるんです。
”海外旅行 両替”とかでぐぐると、FX口座を開いてそこで両替してから銀行や空港で現地通貨で出金しよう的なページばかりヒットするのですが、よく読むと2000円とか手数料とられる罠があって、少なくともドイツはVISA対応のATMはいたるところにあったので、そこから必要なぶんだけ外貨口座からちびちび下ろした方が安かったです。
ちなみに外貨口座に入金するのは円普通預金からスマホでいつでもOKです。


じゃあ…ソニー銀行口座開設はこちらをクリック! とかやると思った?
面倒だからやらないす。